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お久しぶりでした。
久しぶりに立ち寄って、そうだこの人も被災地の人だった、と思い出しました。
>すべて津波に飲み込まれました。
さっきTVで上空から海岸沿いに撮影した映像を見ました。
原爆投下後の広島を見ているような映像でした。
南から北へ海岸沿いに北上する映像でしたが、どこまでもどこまでも何もなくなっていました。
7日の余震の後、会社の人が息子さんの入学式のため、
そちらへ向かったのですが、新幹線は再び不通、車で向かったところ
再度の混乱で市内に入れず引き返して来ました。
電化製品など現地で調達しようとしたらしいですが、
量販店も再開できていないため、全部こちらで買って運ばなくては
ならないと話していました。
同じ市内でも地域差はあるのでしょうが、だいぶ復興しているという話も
あったので、ちょっと驚きました。
僕も撮影で度々使った地元の海岸は、津波で地形がすっかり変わってしまい、違う場所に来たかのようで、茫然自失となりました。しばらく歩き回っていたら本当に悲しくなりました。こんなになってしまうものなのかと。
防砂林はズタズタになぎ倒され、道路を越えた崖の草木が大きな爪でメチャクチャに引っ掻かれたようになっていて、ここまで津波が来てぶつかったんだな、というのが分かりました。恐ろしい力ですよね。
こちらは死者こそ殆ど出ていませんが、直接的な港湾部の被災以上に、経済的二次災害が現実味を帯びてきました。
これからますます厳しくなる気がします。
単なるスローガンではなく、本当に東北全体で支え合っていかなくてはならないと思います。
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